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10月05日-07号

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  1. 笠岡市議会 2007-10-05
    10月05日-07号


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    平成19年  第 5回 9月定例会        平成19年第5回笠岡市議会定例会会議記録(第7号)             平成19年10月5日(金曜日)〇議事日程   午前9時30分開議  日程第 1 議案第74号 ┐  日程第 2 議案第75号 │  日程第 3 議案第76号 │(委員長報告・質疑・討論・採決)  日程第 4 請願第49号 │  日程第 5 請願第50号 │  日程第 6 請願第51号 ┘  日程第 7 請願上程        請願第53号(委員会付託・閉会中の継続審査)  日程第 8 議員派遣の件  日程第 9 常任委員会の閉会中の継続審査申し出  日程第10 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査申し出        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(24名)   1番  大 月 隆 司 君         2番  蔵 本 隆 文 君   3番  馬 越 裕 正 君         4番  金 藤 照 明 君   5番  藤 井 義 明 君         6番  樋之津 倫 子 君   7番  原 田 てつよ 君         8番  原 田   毅 君   9番  妹 尾 博 之 君        10番  角 田 訓 也 君  11番  井 口 和 光 君        12番  坂 本 公 明 君  13番  森 岡 聰 子 君        14番  齋 藤 重 雄 君  15番  山 本 俊 明 君        16番  天 野 喜一郎 君  17番  柴 田 武 臣 君        18番  石 田 英 人 君  19番  小 山 明 正 君        20番  奥 野 泰 久 君  21番  栗 尾 順 三 君        22番  幡 司 勝 治 君  23番  岡 田 伸 志 君        24番  山 本 健 三 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  市長    高 木 直 矢 君      副市長   三 島 紀 元 君  収入役   山 部 明 道 君      教育長   安 藤 伸 吾 君  政策部長  柚 木 義 和 君      総務部長土地開発公社事務局長                             森 井 政 紀 君  市民部長  村 上 泰 章 君      建設産業部長高 木 勇 三 君  上下水道部長見 平 卓 己 君      市民病院管理局長                             石 井 賢 三 君  総務課長  大 山 道 雄 君        ──────────────────────〇事務局職員  局長    藤 井 裕 治 君      庶務課長  中 村 幸太郎 君  統括    桑 田 勝 正 君      主任主事  瀬良田 崇 弘 君        ──────────────────────            午前9時30分 開議 ○議長(山本健三君) 休会中は,付託案件等の審査のため委員会をお開きいただきまして,大変お疲れであったと存じます。 日程も予定どおり運びまして,いよいよ最終日を迎えることができましたことは,皆様方の御協力によるもので,厚くお礼申し上げる次第であります。 ただいまの出席は24名であります。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので,御了承願います。 これより日程に入ります。        ────────────────────── △日程第1 議案第74号 平成18年度笠岡市水道事業会計決算認定について ○議長(山本健三君) 日程第1,議案第74号平成18年度笠岡市水道事業会計決算認定についてを議題とします。 本案に対して,予算決算委員長の報告を求めます。 予算決算委員長,23番岡田伸志議員。 岡田議員。            〔予算決算委員長 岡田伸志君 登壇〕 ◆予算決算委員長岡田伸志君) 9月25日の本会議におきまして,予算決算委員会に付託されました議案第74号平成18年度笠岡市水道事業会計決算認定について,委員会の審査結果の御報告をさせていただきます。 審査にかかわる分科会を9月28日に開催し,全委員出席のもと,執行部からは担当部課長及び監査委員にも御出席を願い,審査を行いました。 まず,担当部課長から決算報告書について説明を聞き,その後決算審査意見書を参考に慎重審査し,適正な執行がなされていることを確認いたしました。さらに,分科会の審査結果を,10月2日に開催しました予算決算委員会理事会で報告を受け,要望事項取りまとめを行い,その後の予算決算委員会において確認をいたしました。 以下,委員から審査途上で出された要望2点を御報告いたしますので,この要望の実現に向け,格段の御配慮をお願いいたしたいと存じます。 1点目は,昨年度も触れておりましたけれども,島しょ部海底送水管不良箇所を早急に調査され,補修計画を検討されたいということであります。場所によっては経過年数も相当たっているものもあると思いますので,市民生活に支障を来さないうちに,ぜひとも早目の計画をお願いをするものであります。 2点目といたしまして,行政の公平なサービス提供のためにも,未給水地区の解消にさらなる努力をされたいということであります。 以上,水道事業会計決算認定につきましては,ただいま申し上げました2点の要望を付した上で,全会一致をもちまして認定をすることといたしました。 以上をもって議案第74号平成18年度笠岡市水道事業会計決算認定についての委員長報告といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 討論を終結します。 お諮りします。 この決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。        ────────────────────── △日程第2 議案第75号 平成18年度笠岡市病院事業会計決算認定について ○議長(山本健三君) 日程第2,議案第75号平成18年度笠岡市病院事業会計決算認定についてを議題とします。 本案に対して,予算決算委員長の報告を求めます。 予算決算委員長,23番岡田伸志議員。 岡田議員。            〔予算決算委員長 岡田伸志君 登壇〕 ◆予算決算委員長岡田伸志君) それでは続きまして,笠岡市病院事業会計決算について御報告を申し上げます。 この件も去る9月25日の本会議におきまして,予算決算委員会に付託されました議案第75号平成18年度笠岡市病院事業会計決算認定についてでございます。 委員会の審査結果の御報告を申し上げます。 審査にかかわる分科会は10月1日に開催し,全委員出席のもと,執行部からは副市長を初め担当部課長,また監査委員にも出席をお願いし,開催をいたしました。 まず,担当部課長から決算報告書について説明を聞き,その後決算審査意見書を参考に慎重審査し,適正な執行がなされていることを確認をいたしました。さらに,分科会の審査結果を,10月2日に開催された予算決算委員会理事会に報告するとともに,要望事項取りまとめを行い,その後の予算決算委員会において,確認の作業を行いました。 自治体病院の経営がますます厳しくなる中で,ことし策定されました市民病院健全化計画,またそれに伴う実施計画に基づき懸命な努力をされているところではございますが,以下2点について,格段の努力をお願いをするものであります。 その第1点目でございますが,病院経営内部努力は認めますものの市民病院としての使命,市民の健康と命を守る上での努力は引き続きお願いしたいということであります。そのための耐震診断を含めた建物の計画的,総合的な検討や,患者ニーズに柔軟な対応ができるよう努力をされた上で,市民病院が将来あるべき姿を示してもらいたいということ。さらに,不納欠損処理に伴う対応につきましても,格段の努力をされたいということであります。 2点目といたしましては,医師,看護師などスタッフの確保についてでありますが,国,県への要望も継続的に行いながら,医師会との連携をさらに密にし,病院間の連携も含めて最大限の努力を払われたいということであります。 以上,病院事業会計決算認定については,全会一致をもちまして認定することといたしましたが,健全化計画に基づく実施計画執行状況を常に確認しながら,累積赤字の解消への努力と,愛される病院経営を目指す努力をしてほしいことを重ねて要望して委員長報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 討論を終結します。 この決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。        ────────────────────── △日程第3 議案第76号 平成18年度笠岡市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算認定について ○議長(山本健三君) 日程第3,議案第76号平成18年度笠岡市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算認定についてを議題とします。 本案に対して,予算決算委員長の報告を求めます。 予算決算委員長,23番岡田伸志議員。 岡田議員。            〔予算決算委員長 岡田伸志君 登壇〕 ◆予算決算委員長岡田伸志君) 去る9月25日の本会議におきまして,私ども予算決算委員会に付託されました議案第76号平成18年度笠岡市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算認定についての審査結果を御報告申し上げます。 この決算審査につきましては,本年度から予算決算委員会の審査ということになり,所管の分科会での詳細な審査をもとに,その結果を理事会に報告するとともに委員会での取りまとめを行って本日の委員長報告とさせていただきました。 まず,9月26日に総務文教分科会を,27日と10月1日には環境福祉分科会を,さらに9月28日には建設産業分科会を開催し,慎重に審査を行いました。それぞれの分科会の審査に当たりましては,行政報告書を中心に費用対効果の面から,特に事業効果に重点を置いて説明を求め審査を行いました。そのために,執行部を初め監査委員の御努力をいただいたことに敬意を表しておきたいと存じます。 さらに,10月2日には,予算決算委員会理事会において,各分科会経過報告を聴取するとともに,要望事項を精査いたしました。続いて,開いた委員会においては一部反対意見がございましたが,賛成多数により,一般会計10件,特別会計2件,合わせて12件の要望を付して認定することに決定をいたしました。 審査の途上で各分科会委員から要望,意見が出され,その都度当局から善処方を約束された項目もございますが,ここでは最終的に委員会として取りまとめた12項目を要望事項といたしましたので,御報告を申し上げます。 なお,執行部におかれましては,私ども予算決算委員会での要望事項を真摯に受けとめられ,今後の行政運営に生かしていただきますことを切にお願いして,委員長報告とさせていただきます。 まず1点目でございますが,島づくり海社を初めとするNPO法人に対する補助金などの交付につきましては,その団体の事業計画及び事業効果などを精査し,適正な交付基準を作成の上,むだのない交付をされたいということであります。 2点目として,幼稚園及び小・中学校の営繕でございますが,老朽化した施設が多く見受けられますので,その要望に平等かつ早急に対応されたいということであります。 3点目は,学校給食センターについてでございます。食の安全・安心な体制を維持するためにも直営あるいは公設民営化の方針を早急に決定し,建てかえをされたいということであります。この件につきましては,たびたび議会からの要望を申し上げておりますことを,重ねてこの際申し上げておきたいと存じます。 続いて4点目でございますが,保育料の徴収につきまして,未納者状況調査などを行うなどした上で,適正徴収を図られたいということであります。 また,保育所耐震診断につきましても,園児,保護者はもちろん,園にかかわるすべての市民の安心・安全のためにも年次的,計画的な実施が行われるよう検討をお願いをするものであります。 5点目であります。生活保護受給者に対しまして,支給後のチェック体制の整備を行われたい。さらには,支給後の指導についても十分行うようにお願いをしたいということであります。 6点目として,分別収集制度指定ごみ袋制度周知徹底についてであります。いま一度制度の趣旨を振り返り,原点に立ち返った上で現場へ出るなどして実態把握をし,市民啓発を強力に進められたいということであります。 7点目は,農村型資源作物循環システム推進事業についてであります。BDF──バイオディーゼル燃料を精製し使用するシステムを構築され,関係機関や市内での使用が図れるように検討を進められたいということであります。 続きまして,第8点目でございますが,松くい虫の予防事業について,被害木危険木の実態を調査し,将来の伐倒駆除計画を図られたいということであります。 さらに,9点目といたしまして,道路などの維持補修についてでありますが,原材料を支給して地元で補修をお願いをしておるのが現状でございますが,地区によりましては高齢化が進み,労力奉仕ができないという現実もございます。このような場合の市の対応の方向性を示してほしいということであります。 10点目,公営住宅の管理で,空き家の有効な使用方法を定めながら,健全な運営をされたいということであります。 続いて,特別会計についての要望をいたします。 まず1点目は,住宅資金貸付事業特別会計についてであります。住宅資金貸付償還金につきましては,特に過年度分収納率が低くなっており,限りなくゼロに近い状態であるようでございます。今後の対策と方針を策定し,改善を図られたいことを要望をいたします。 続いて,2点目でございますが,国民健康保険事業特別会計についてであります。税の未収金について,制度の存続の根幹をなすべきものでありますので,くれぐれも未納者滞納者の解消について,格段の努力を払われたいということを要望をいたします。 以上,一般会計10項目及び特別会計2項目の要望を申し上げましたが,今後の行政運営に十分反映していただくようにお願いをいたします。 最後に,厳しい財政状況にあることを再認識され,引き続き全職員が一丸となってこの難局を切り抜ける努力をされることを重ねて要望し,委員長報告といたします。よろしくお願いをいたします。 終わります。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 8番原田毅議員。            〔8番 原田 毅君 登壇〕 ◆8番(原田毅君) 皆さんおはようございます。日本共産党の原田でございます。 私は,議案第76号平成18年度笠岡市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算認定につきまして,この際,一般会計の決算に限り,不認定とする意見を申し述べたいと存じます。 先ほど決算審査の状況,結果につきましては,委員長より御報告がございました。各分野での執行部への多くの要望も出されております。執行部におきましては,今日大変厳しい行財政運営の中,市民サービスの維持のため,懸命な努力をされていることに私自身も一定の評価を持つものでございます。しかし,18年度の行財政運営で今まで重ねて御指摘を申し上げておりますが,人権政策における,いわゆる同和関係団体への団体補助金の継続の問題でございます。さらにまた,県や国の制度の切り捨ての影響とはいえ,老人医療費給付事業,あるいはまた障害者医療費給付事業などへの対応の問題,さらに土木関係を初め各種県営事業負担金への対応などについての改善が私の視点からは見られてない,このようなことから,残念ながら18年度につきましても,他の一般会計のほかの会計についてすべて不認定というものではございませんが,あえて一般会計に限りまして決算を不認定とする,この意見を申し上げるものでございます。 ○議長(山本健三君) ほかに御意見はありませんか。 16番天野議員。            〔16番 天野喜一郎君 登壇〕 ◆16番(天野喜一郎君) 皆さんおはようございます。 ただいま平成18年度笠岡市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算認定について,原田毅議員より反対の討論がございましたが,私は賛成の立場での討論に参加をいたしたいと思います。 今回初めての全員による予算決算委員会分科会で慎重に審査されました結果を,重く今受けとめているところであります。国の歳出削減路線の堅持,強化により,歳入において,国庫支出金地方交付税ともに減額となり,厳しい財政運営を余儀なくされた財政状況の中ではありますが,常に市民の目線で市民ニーズに適合した施策の実施に努め,市民福祉向上を第一に最大限の努力を払われたことを随所に感じ,敬意を表するとこであります。 財政指数におきましても,市長,職員一丸となっての財政健全化に取り組み,着実に改善に向かっていることは明らかであります。しかしながら,問題点がないわけではございません。これらはさきの委員長報告の中で指摘し,要望として付したところであります。これら要望事項に対し,市長,執行部におかれましては十分に尊重され,今後の行政施策に生かされていただきますよう強く要望いたしまして,賛成討論といたします。 終わります。 ○議長(山本健三君) ほかに御意見はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) これにて討論を終結します。 これより議案第76号を起立により採決します。 お諮りします。 この決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(山本健三君) 起立多数であります。よって,本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。        ────────────────────── △日程第4 請願第49号 日豪をはじめとするEPA路線を転換し,自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願 ○議長(山本健三君) 日程第4,請願第49号日豪をはじめとするEPA路線を転換し,自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願を議題とします。 本請願に対し,建設産業委員長の報告を求めます。 建設産業委員長,8番原田毅議員。 原田議員。            〔建設産業委員長 原田 毅君 登壇〕 ◆建設産業委員長原田毅君) おはようございます。 請願第49号日豪をはじめとするEPA路線を転換し,自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願の審査につきまして御報告を申し上げたいと存じます。 本請願につきましては,去る9月25日の本会議におきまして,建設産業委員会に付託をされました。 審査結果は,お手元の審査報告書のとおり不採択でございます。 以下,簡単ではございますが,審査の経緯を申し上げたいと存じます。 請願第49号に係る委員会は,9月28日に第1委員会室で全委員出席のもと,紹介議員から説明を受けた後,審査をいたしました。 審査の経過につきましては,国際的な経済の問題で,自由貿易協定などとは異なって影響力が大きいことだと思う。農業だけにとらまえれば,一面では請願内容に賛成できるが,それに伴うその他の輸出入の経済連携協定は農業だけではないので,EPA路線を転換するのは日本の多方面のことを勘案すると適切ではないとの反対の意見が大半を占めまして,採決の結果,お手元の審査報告書のとおり,賛成少数により不採択とするべきもの,このように決定したものでございます。 以上,簡単でございますが,委員会審査報告とさせていただきます。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 6番樋之津倫子議員。            〔6番 樋之津倫子君 登壇〕 ◆6番(樋之津倫子君) 失礼いたします。日本共産党の樋之津倫子でございます。 請願第49号が委員会で不採択となった,そしてその理由も含めてただいま委員長より報告をされました。私は,この請願の採択を願って,結果,不採択という結果に反対する討論を行いたいと思います。 この請願の趣旨は,政府が骨太の方針2007で,2009年までにEPA──経済連携協定──を結ぶ相手国を12カ国以上にするという目標を掲げて,この8月にオーストラリアとのEPA協定に向けた2回目の交渉を行いました。しかし,オーストラリアが日本への輸出に関心を示している小麦,乳製品,牛肉,砂糖などは我が国にとって重要な品目であり,もしこれらの品目の関税がこの協定によって撤廃されますと,国内の生産が約7,900億円も減少すると試算されており,日本の農業は壊滅的な打撃を受けるおそれがあります。 さらに,骨太方針アメリカ,EU,中国を含むASEANプラス6カ国,こうした国々とのEPA検討課題に上げております。そして,日豪EPAはその前哨戦にすぎません。もし,オーストラリアアメリカ,EU,中国などとEPAを結ぶことになれば国内農業に深刻な影響が及び,農林水産省が完全自由化した場合の影響を試算した耕作面積が約6割減少する。そして,食糧自給率は現在の40%から12%に低下するというこの悪夢が現実のものとなりかねません。このような農の農業ですね。農のない日本へ突き進む突破口になりかねない日豪EPAの交渉は即刻中止すべきであります。現実に8億の飢餓人口を抱え,地球温暖化の影響が食料の増産を困難にすると予想され,さらに食料をエネルギーに転換するバイオ燃料ブームに拍車がかかっている中で政府がとるべき道は国内生産を拡大し,食糧自給率を向上させ,将来にわたって国民に安定的に食料を供給することであります。今世界ではすべての国と民衆が,自分たち自身の食料,農業政策を決定する権利,これを食糧主権の確立といいますが,それを求める運動が広がっております。現実に姿をあらわし始めています。例えばアフリカのマリという国では,食糧主権を基本原理にした農業法,法律が制定されておりますし,ネパールでは食糧主権を明記した憲法が制定されようとしております。また,ベネズエラ,ボリビアなど南米諸国にもこの流れは広がっております。今や世界の有力な流れになっている食糧主権に基づいてWTOアメリカの自由化要求をはねのけるとともに,EPA路線,促進路線の転換を求めております。 以上の趣旨から,1項目は,政府は日豪EPA交渉を中止してEPA路線を転換すること。もう一項は,食糧主権に基づいて国内生産を拡大し,食糧自給率を向上させる施策を強めること。この2項について意見書を,政府及び関係機関に提出するよう求めた請願であります。しかし,委員会で,ただいま委員長よりの報告のあった理由で不採択となったようでありますが,その理由の中に,それに伴うその他の輸出入の経済連携協定は農業だけの問題ではない云々とありますけれども,協定の中で農業にしわ寄せされているということは紛れもない事実でございます。日本の農業が壊滅的な打撃を受けるおそれがあり,農林水産省も認めている食物自給率が現在の40%から12%に低下すると言われている事実があるんですね。世界の各国は,自分の国の農業を育成し,自給率を引き上げることに国を挙げて取り組んでいます。このことに笠岡市議会がどう判断するかが今問われているわけです。私は,日本の農業の育成を図り,食物自給率を引き上げる農業振興を求めたこの請願が本会議で採択されることを願って,ただいまの報告に反対する討論といたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(山本健三君) ほかに御意見はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) これにて討論を終結します。 これより請願第49号を起立により採決します。 お諮りします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 委員長の報告のとおりに認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(山本健三君) 起立多数であります。よって,本案は委員長の報告のとおり不採択と決定しました。        ────────────────────── △日程第5 請願第50号 アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し,全頭検査への予算措置の継続を求める請願 ○議長(山本健三君) 日程第5,請願第50号アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し,全頭検査への予算措置の継続を求める請願を議題とします。 本請願に対し,建設産業委員長の報告を求めます。 建設産業委員長,8番原田毅議員。            〔建設産業委員長 原田 毅君 登壇〕 ◆建設産業委員長原田毅君) たびたびで恐縮でございます。 それでは,請願第50号の審査経過について御報告を申し上げます。 アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し,全頭検査への予算措置の継続を求める請願の審査につきまして,御報告を申し上げたいと存じます。 本請願につきましては,去る9月25日の本会議におきまして,建設産業委員会に付託をされました。 審査結果は,お手元の審査報告書のとおり不採択でございます。 以下,簡単でございますが,審査の経緯を申し上げたいと存じます。 請願第50号に係る委員会は,9月28日に第1委員会室で全委員出席のもと,紹介議員から説明を受けた後,審査をいたしました。 審査の経過につきましては,この請願は以前提出されていた請願と同様な内容であり,整合性から見れば不採択でございます。食の安全・安心に関することなので,安全対策が十分になされた牛肉が輸入されることはだれしもが願うところでございます。しかし,アメリカ産牛肉の輸入に当たっては政府においてもアメリカの安全対策を確認した上で行うものであり,またアメリカ産に限って輸入条件の緩和に反対するというのは適切ではないという反対の意見が大半を占めました。 採決の結果,お手元の審査報告のとおり賛成少数により不採択とすべきもの,このように決定をしたものでございます。 以上,簡単でございますが,委員会審査報告とさせていただきます。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 19番小山明正議員。            〔19番 小山明正君 登壇〕 ◆19番(小山明正君) 失礼いたします。ただいまの委員長の報告に質疑です。私産業常任委員会の審査に加わった者でございますが,報告では賛成少数ということがございましたけれども,私の記録では賛成少数ではなくて要するに全員が賛成と,この不採択に対して反対意見がなかった,そう理解しているもんがおるんですけど,ちょっと同じ委員会で大変恐縮でございますが,ちょっと。            (「うそを言うちゃあいけんが」と呼ぶ者あり) どうしてそのような報告になったのか,経緯をお知らせいただきたいと思います。 ○議長(山本健三君) 原田委員長。 どこでも,どっちでも結構です。            〔建設産業委員長 原田 毅君 登壇〕 ◆建設産業委員長原田毅君) 大変恐縮でございます。ただいま小山議員から御質疑でございますが,担当委員として,ちょっと審査経過が違うんじゃないかと,こういうことでございました。私も今振り返ってみまして,原稿をそのまま……            (19番小山明正君「ないん」と呼ぶ) 実は訂正をせずに読み上げてしまいまして,御指摘のとおりの状況でございました。私自身の立場はあるんですけど,これは委員長ですからそれはできませんので,そういうことでございまして,先ほどの御指摘のように皆さんの不採択ということで,審査の結果ということで,訂正をさせていただきます。 ○議長(山本健三君) ほかに御質疑ありますか。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 6番樋之津倫子議員。            〔6番 樋之津倫子君 登壇〕 ◆6番(樋之津倫子君) 失礼いたします。日本共産党の樋之津倫子でございます。 ただいま請願第50号が委員会で不採択となりました。その報告とその理由が,ただいま委員長より報告をされました。私は,この請願の採択を願って,委員会の結果,不採択ということに反対する討論を行いたいと思います。 この請願の趣旨は,アメリカアメリカ産の牛肉の輸入条件にかかわる日米技術協議や,農林水産大臣同士による電話会談を通じて月齢制限の撤廃を強く要求しております。一部マスコミの報道によりますと,日本政府はアメリカの強行姿勢の前に,20カ月齢未満という月齢制限を30カ月齢未満にする方針を固めたと伝えられておりますが,アメリカの理不尽な要求に屈することは,国民の命と健康を脅かす暴挙であり,断じて容認できません。日本政府は,これまで日本と同等の安全性をアメリカに求める,こういう立場をとってきました。この立場を堅持するなら月齢制限の緩和など到底できないということは明らかです。輸入条件の緩和には,一片の科学的な根拠もありません。 アメリカは,OIE,ちょっと難しいんですけど国際獣疫事務局というのがありまして,そのOIEがアメリカを「管理されたリスク国」というランクにしました。そのことを理由にして輸入条件の緩和を求めております。しかし,これはアメリカのBSE汚染が正常化したことを意味するものではありません。OIE自身の基準に最近緩和されたためであります。東京大学の名誉教授の山内先生はこれについて,「OIEのBSE正常化を目指す姿勢というものが失われた」と述べております。こうした指摘からもアメリカの要求に根拠がないことは明白です。アメリカ産牛肉は,昨年7月に輸入が再々開されました。しかし,それ以降の1年間の輸入量は禁じる前の1割程度にすぎません。アメリカ産牛肉に対して,国民が根強い不信感を抱いておるということ。大多数の国民が輸入条件の緩和など望んでいないということのあらわれです。さらに,政府は,都道府県が独自に行っている20カ月齢以下の牛のBSE検査に対する助成を打ち切ることを決めました。それにもかかわらず多くの自治体は検査の継続を検討しており,中止を決めた自治体はありません。これは,全頭検査に対する国民の強い願いを反映したものではないでしょうか。国民が望んでいるのは,そして笠岡市民が望んでいるのは万全のBSE対策に国がしっかり責任を持つこと,そしてアメリカの不当な圧力に屈しないことです。 以上の趣旨から,1項目め,月齢制限など輸入条件の緩和を求めるアメリカの要求には応じないこと。 2項目め,都道府県が行う20カ月齢以下の牛のBSE検査に対する国の助成,これを継続すること。 この2項について,笠岡市が意見書を政府及び関係機関に提出していただきますよう求めた請願でございます。しかし,委員会で,ただいまの御報告のあったような理由で不採択となったようですが,その理由の中に,アメリカ産に限って輸入条件の緩和に反対するのは適切でない云々とありました。政府の安全対策が行われていた中で,アメリカ産の牛肉がたびたびBSE問題で問題となったわけです。その対策を求めたものであります。そのことに笠岡市議会がどう判断するのかが,今問われているわけです。私は,食の安全・安心を求めるのは国民の声だと思っています。その声に市議会がこたえ,採択をされることを願って反対討論といたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(山本健三君) ほかに御意見はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) これにて討論を終結します。 これより請願第50号を起立により採決します。 お諮りします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(山本健三君) 起立多数であります。よって,本案は委員長の報告のとおり不採択と決定しました。        ────────────────────── △日程第6 請願第51号 品目横断的経営安定対策の見直しと,多様な担い手の育成を求める請願 ○議長(山本健三君) 日程第6,請願第51号品目横断的経営安定対策の見直しと,多様な担い手の育成を求める請願を議題とします。 本請願に対し,建設産業委員長の報告を求めます。 建設産業委員長,8番原田毅議員。            〔建設産業委員長 原田 毅君 登壇〕 ◆建設産業委員長原田毅君) それでは,請願第51号品目横断的経営安定対策の見直しと,多様な担い手の育成を求める請願の審査につきまして御報告を申し上げたいと存じます。 本請願につきましては,去る9月25日の本会議におきまして,建設産業委員会に付託をされました。 審査結果は,お手元の審査報告書のとおり不採択でございます。 以下,簡単ではございますが,審査の経緯を申し上げたいと存じます。 請願第51号に係る委員会は,9月28日に第1委員会室で全委員出席のもと,紹介議員から説明を受けた後,審査をいたしました。 審査の経過につきましては,今回のこの請願は以前にも提出をされていた請願と同様の内容であり,整合性から見れば不採択ということでございます。品目横断的経営安定対策を求める農家も市内にはあるということ。また,国において,既に農政改革関連三法が成立をしている。品目横断的経営安定対策の見直しもしていくという形をとってございます。そういう経過から,本請願は審査の結果不採択にすべきもの,このように決定をしたものでございます。 以上,大変簡単ではございますが,審査報告とさせていただきます。 ○議長(山本健三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 6番樋之津倫子議員。            〔6番 樋之津倫子君 登壇〕 ◆6番(樋之津倫子君) 失礼いたします。日本共産党の樋之津倫子でございます。 請願第51号が委員会で不採択となりました。その理由がただいま委員長より報告されましたが,私はこの請願の採択を願って不採択に反対する討論を行います。 この請願は,参議院選挙で,中小農家を政策の対象から外すという品目横断的経営安定対策に対して,農家はノーの意思を明確に示しました。それにもかかわらず政府・与党は,説明が足りなかったなどと言って開き直ってこの対策を推進しようとしております。農村は,今,笠岡市もそうですが,高齢化,後継者不足でその問題は深刻であり,耕作放棄地も広がっております。こうした困難の大もとには,輸入農産物の急増,米価を初めとする農産物価格の低迷があります。しかし,品目横断対策はさらなる輸入自由化を前提にして中小農家を切り捨てるものであり,困難を解決するどころか,農村の疲弊をさらに加速されるものであります。この対策の抜本的な見直しを求めております。 品目横断対策というのは,皆さん御存じでしょうけれども,原則4ヘクタール以上──北海道は10ヘクタール以上ですけれども──の認定された農家か,20ヘクタール以上の集落営農組織しか加入できないわけです。対象が限られています。ことし産の加入申請状況,8月に発表されました。それによりますと,昨年産の作付面積と比較したカバー率を申し上げますと,小麦,裸麦,二条大麦,六条大麦,こうした4麦については93%,大豆については77%,米はわずかに26%,いずれも100を大きく割っております。とりわけ,お米は4分の1しかカバーしないという深刻な状況なんです。バイオ燃料ブームによる値上がりや,安全・安心を求める世論の高まりで,国産の小麦,大豆の需要は強まっている一方で,品目横断対策では自給率の向上は望めません。また,大多数の稲作農家,現行の稲作所得基盤確保対策が廃止されましたので,輸入米や大手流通資本の買いたたきと,丸出して向き合わなければならなくなります。日本農業を再生する道は,輸入を規制するとともに,主要な農産物の価格保障対策を復活,充実させること。そして,小さい農家,家族経営の農家も,お年寄り,新規就農青年,こうした人たちを支援する対象に加えること,多様な農業の担い手を育成することではないでしょうか。 以上の趣旨から,1項目め,品目横断対策を抜本的に見直し,農業をやりたい人,続けたい人,すべてを対象にしてください。 2項目め,農産物の輸入を規制して,価格保障政策を復活,充実させること。 3項目め,きめ細かな支援策を講じて多様な農業の担い手を育成すること。 こうした3項目について,笠岡市から意見書を,政府及び関係機関に提出するよう求めた請願であります。しかし,委員会で,ただいま委員長より報告のあった理由などで不採択となったようであります。その理由の中に,品目横断的経営安定対策を求める農家も市内にある。農政改革関連三法案は既に成立している。対策見直しの形もとっている云々とありました。対策に賛否両論があってもこれは不思議ではありません。問題は,関連三法が,農家の貧困と格差拡大の主たる原因になっているということです。弱肉強食のこの農業政策に,このたびの参議院選挙がノーの判断を下したものです。このことを笠岡市議会がどう判断するかが,今問われていると思います。私は,日本の農家,笠岡市内の農家が安心して自立でき,生活できる対策を求めたこの声をしっかりと受けとめていただいて,本会議で採択されることを願って反対討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(山本健三君) ほかに御意見はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) これにて討論を終結します。 これより請願第51号を起立により採決します。 お諮りします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(山本健三君) 起立多数であります。よって,本案は委員長の報告のとおり不採択と決定しました。        ────────────────────── △日程第7 請願の上程 ○議長(山本健三君) 日程第7,請願の上程を行います。 請願第53号原爆症認定制度の抜本的見直しの意見書の送付を求める請願書を議題とします。 ただいま議題となっております請願第53号は請願文書表のとおり環境福祉委員会へ付託し,閉会中の継続審査にしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,請願第53号は閉会中の継続審査に付することに決定しました。        ────────────────────── △日程第8 議員派遣の件 ○議長(山本健三君) 日程第8,議員派遣の件を議題とします。 会議規則第109条の規定により,お手元に配付しておりますとおり,議員派遣申し出がありました。 お諮りします。 申し出のとおり,議員派遣を承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,申し出のとおり議員派遣を承認することに決定しました。 なおこの際,お諮りします。 ただいま決定しました議員派遣の内容につきまして,諸般の事情により変更を生ずる場合には,議長に一任願います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 なお,閉会中の議員派遣につきましては,お手元に配付しておりますとおり派遣しましたので御報告します。        ────────────────────── △日程第9 常任委員会の閉会中の継続審査申し出 ○議長(山本健三君) 日程第9,常任委員会の閉会中の継続審査申し出を議題とします。 総務文教委員長及び建設産業委員長から,現在委員会において審査中の事件について,会議規則第68条の3の規定により,お手元に配付しております申し出書のとおり,閉会中の継続審査申し出があります。 お諮りします。 委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査に付することに決定しました。        ────────────────────── △日程第10 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査申し出 ○議長(山本健三君) 日程第10,常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査申し出を議題とします。 各常任委員会及び議会運営委員会において調査中の事件について,各委員長から,会議規則第68条の3の規定により,お手元の申し出書のとおり,閉会中の継続調査申し出がありました。 お諮りします。 申し出のとおり,閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本健三君) 御異議なしと認めます。よって,申し出のとおり,閉会中の継続調査に付することに決定しました。 以上で今期定例会の議事はすべて終了しました。 この際,市長からあいさつの申し出がありますので,許可します。 高木市長。            〔市長 高木直矢君 登壇〕 ◎市長(高木直矢君) 議員皆様にお礼を兼ねて一言ごあいさつを申し上げます。 去る9月12日から本日までの24日間にわたって開会されました定例会におきまして,議員皆様方には,本会議並びに各常任委員会,そして予算決算委員会を通じて慎重審議を賜りました。心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。 おかげをもちまして,補正予算を初め条例改正などの各種重要諸議案を原案どおり御決定をいただきまして,厚くお礼を申し上げます。 なお,会期中議員皆様方から賜りました御意見,御要望につきましては,引き続き厳しい行財政運営でございますが,十分これを尊重し検討いたしまして,今後の市政運営に反映をしてまいりたいと思っております。 先日,市民会館の改修竣工式の後,上演をされました「カブニの遠足」というミュージカルを拝見をいたしました。市民の皆様方の手づくりによります立派なミュージカルで,私も会場の皆さんと感激をいたしたところでございます。また,子供から大人まで観客全員がカブトガニ保護への思いを新たにされたのではないかと感じたところでございます。そして,新生市民会館が,市民の皆様方に愛され親しまれて御利用いただけるよう努めてまいらなければならないと強く感じた次第でございます。 さて,これから秋本番を迎え,各地域での秋祭りや文化祭など多彩な行事が行われます。議員皆様方におかれましては,健康に十分留意をされまして,市政の運営,今後とも一層の御協力を賜りますようにお願いを申し上げ,閉会に当たりましてのお礼と,そしてあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(山本健三君) 去る9月12日から本日までの24日間にわたり終始熱心な御審議をいただき,予定どおりここに無事閉会を迎えることができました。御協力に対し,厚くお礼申し上げます。 これをもちまして平成19年第5回笠岡市議会定例会を閉会します。            午前10時27分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。            笠岡市議会議長            笠岡市議会副議長            笠岡市議会議員            笠岡市議会議員...